超撥水(ちょうはっすい)効果が長持ちする濡れない傘とは?
傘をたたむ際に、手が濡れてしまったり、たたんだ後に水が服についたり床に落ちたり、あるいは他の人を濡らしてしまったりした経験をされた方は多いと思います。
そんな雨の日に「濡れない傘」として注目されているのが、撥水性が高く、撥水性が長く続く傘です。
傘をひとふりするだけで、雨粒が落ちるのはもちろん、その力が継続してくれるのなら、自分だけではなく、雨の日のエチケットとしても安心です。自分が濡れない傘は、周りの人も濡らさない傘です。
濡れない傘にはさまざまな種類があるため、シーンに合わせて最適な傘を見つけることが大切です。詳細は濡れない傘の選び方まとめでご確認ください。
本記事はプロモーションを含みます。
生地の密度・接触角・撥水コーティングによるトリプル効果
撥水効果が高い傘には、主に生地の撥水構造として、接触角・生地の密度・撥水加工による工夫が施されています。
水滴を球状にする、生地の接触角
撥水性が高い傘は、生地の接触角に特徴があります。
接触角とは、物質の表面と水滴の境界にできる角度のことで、接触角が90度以上の鈍角の場合、水滴が球状になりやすく、水を弾きやすくなります。
通常の傘生地の場合は、約90度以上の接触角を持つとされますが、110度から150度を高撥水性、150度以上になると超撥水性と呼ぶことが一般的です。(140度以上を超撥水と呼ぶこともあります)。
本記事では、140度以上の撥水角が確認できた傘のみを紹介しています。
超撥水と訴求していても、撥水角の表示を行っていない商品がほとんどのため、注意しましょう。
高密度な生地
撥水性が高い傘は、通常の傘に比べて密度が高い生地が使われています。
高密度な生地は、繊維と繊維の間の隙間が小さくなり、水が入り込む隙間が少なくなります。
接触角をさらに大きくし、生地に膜を作るコーティング
撥水加工を施すことで、接触角をさらに大きくし、撥水性能を高めることが可能です。また、フッ素系やシリコーン系の撥水剤は、生地表面に薄い膜を作り、水分の浸透を防ぎます。これにより、生地が水を弾く力が強まり、撥水効果が長持ちします。
特に、後述する「ダントツ撥水®」や「マイクロ・ナノ構造」を採用している傘は、撥水性能が落ちにくいことで知られています。
おすすめの濡れない傘
撥水性が高く、効果が長持ちするおすすめの傘をご紹介します。
アンベル コロント
コロントは、アンベルが展開する傘です。
高密度織生地の接触角は140度です。コロントは、一般的な傘の約32%~35%、密度を上げた生地を使うことで、繊維と繊維の隙間がない状態を実現しています。
撥水剤の粒子をナノ粒子化することで、繊維の隅々まで撥水剤を浸透させることで、撥水性の長い継続を実現しています。
アンヌレラ (UNNURELLA) ダントツ撥水が搭載された傘
アンヌレラ (UNNURELLA)は、ワールドパーティーが展開するWpc.の傘です。
世界的な生地メーカーの小松マテーレが開発した超高密度生地に、「ダントツ撥水®」という特殊な加工が施されています。
世界的な生地メーカー 小松マテーレが開発した「ダントツ撥水®」のすごさ
「ダントツ撥水®」は、 高い撥水力と撥水力を維持できる耐久性が非常に優れた生地です。
「ダントツ撥水®」では、接触角は90度以上どころか、146度という数値です。これにより、水滴が球状となり、ころころと生地から落ちていきます。
また、この生地のすごいところは、洗濯を100回以上繰り返しても撥水性能がほとんど落ちない耐久性です。通常の撥水加工では、コーティングがされていても、効果は時間と共に落ちてしまいます。摩耗にも強いため、通勤や通学で毎日使っても撥水効果が長く続く点が魅力です。
アンヌレラの傘はカラバリ豊富
アンヌレラ (UNNURELLA)はカラバリも豊富かつ、風に強いグラスファイバーが搭載されています。
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フロータス (FLO(A)TUS)
フロータスは、ムーンバットが展開する商品です。
生地には、特殊技術によるマイクロ・ナノ構造が施されており、水滴と生地の間に微細な空気層を作り出すことで、高い撥水効果を発揮します。
フロータスのマイクロ・ナノ構造により、雨が降っても水滴がほとんど生地に付着せず、傘を軽く一振りするだけで水滴が落ちます。
こちらの撥水角は、150度以上であり、超撥水の定義にも当てはまっています。
フロータスは、長傘と折りたたみ傘のラインナップ
長傘はジャンプタイプで、折りたたみは大きめサイズです。グラスファイバーの傘のため、風にも強いのが安心です。アンヌレラほどではないですが、カラバリもあって、ユニセックスで使えるデザインです。
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撥水効果を長持ちさせるためのお手入れ方法
撥水性が高い傘も、定期的なお手入れを行うことで、撥水効果が長持ちします。以下のケア方法で、濡れない傘の撥水性を維持しましょう。
使用後はしっかり乾かす 濡れたまま収納すると撥水加工が劣化しやすくなるため、使用後は水分を拭き取り、風通しの良い場所で乾かします。
撥水スプレーで効果を維持 使用頻度が多い場合は、撥水スプレーを定期的に使用すると撥水効果に加えて、防汚効果も期待できます。
撥水スプレーは簡単に使えるので、定期的にケアすることで、濡れない傘の性能を保ちましょう。
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撥水性の高い濡れない傘で雨の日も快適に
濡れない傘は、撥水性が高く、乾きやすいので、雨の日の移動を快適にしてくれるアイテムです。特に、アンヌレラやフロータスのような撥水効果が長持ちする傘を選ぶことで、日々の使用でも効果を感じられます。撥水性が高い傘を選んで、雨の日も濡れずに快適に過ごしましょう。
撥水効果だけでなく、リュックやランドセルをしっかりカバーできる濡れない傘もおすすめです。
濡れない傘にはさまざまな種類があるため、シーンに合わせて最適な傘を見つけることが大切です。詳細は濡れない傘の選び方まとめでご確認ください。